医療法人設立事務説明会(5月、11月実施)の後、申請書を提出します。提出期限は5月末、8月末、11月末、2月末で一旦の区切りとなります。
一度目の提出期限では、まだ印鑑等は押してなくても構いません。雛形および案の提出となります。
1 認可申請書
2 定款
3 財産目録、明細
4 設立時の負債内訳書
5 基金引き受け申込書
6 基金引き受け申込書説明書類
7 負債残高証明及び債務引継ぎ承認願い
8 社員及び役員の名簿
9 医療法人設立総会議事録
10 医療法人設立趣意書
11 開設しようとする病院(診療所)の概要
12 設立後2年間の事業計画
13 設立後2年間の予算総括表
14 設立後2年間の予算書
15 職員給与費内訳
16 借入金返済計画書
17 履歴書
18 役員就任承諾書
19 管理者就任承諾書
20 設立認可申請に関する概要書
以上の書類の提出が必要となります。
一度受理をしてもらえれば受付となりますが、その後約1ヵ月かけて細かい数字などの補正を受け修正を行います。その間に、各金融機関などから残高証明書など必要書類を請求していきます。
金融機関から残高証明書や負債残高証明書を取得するにはある程度の時間がかかりますのでご注意ください。
また、テナントの場合は賃貸借契約書が必要になります。医療法人を設立した場合、借主を個人から法人に切り替える覚書を大家と結ぶ必要があります。
人員基準として社員は最低3名、監事は1名必要となります。
愛知県の監事の資格要件として、日商簿記2級以上となります。また顧問税理士はなることができません。
財産目録の基準日は、提出期限の2か月前の月末になります。